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レッスンメモ3 [Vn]

今日は8日ぶり。

色々とさまよいながらもレッスン続けています。
フォームの修正やら精神の鍛え直しなどがあって、メインのO先生のレッスンはしばらくお休み中。その間に安定させねば。しかし、平日レッスンはきつい。

今日は金山のレッスンスタジオ、初めての場所でした。メインは琴や尺八の教室らしい。外見は怪しい感じのするかなり古い建物、中も古めかしいけど、しっかりした作りで静かでいい環境でした。部屋の壁が吸音材なのかな。まったく反響しなくて、バヨの音が凄くしょぼく聞こえる。綺麗に弾けたときはそれなりだけど、ちょっとでも適当に弾くと直ぐに音でわかる。凄くシビアな環境でした。
ちなみに、そのビルの地下がバーになっているらしく、ギネスの看板が出ていた。そのうち探索したいな。


最初は5度調弦。
音が溶けているかの感覚はまだよくわからず。それ以前にバランスよく鳴らせない。でもたまに綺麗に鳴って、調弦が合っている時はすごく不思議な感覚になる。その入り口あたりにはなんとか辿りつけたのでもっと精度を高めなくては。
ポイントは呼吸、そして向きかな。手首を使いすぎない。前回と同じことの繰り返し。進歩のない自分に悲しくなってくる。

「もっと楽器と融合、仲良くなるといい。」
初期のことは支配しようという傾向があったけど、今は探りながらといった状態。もっと自分を信じて、そして楽器も信じること。

「今は出来なくても意識することは大事」
出来ないからやらなくていいという方針とは違い、多少乱れても意識はするようにとのこと。先を見越しているのだな。


・絃の乗せる前に手首を曲げる癖がダメ。手首よりも肘のコントロールが先。
・アップで最後に押してしまうのが悪い癖。後押しはしない。
・弾き初めは弓を置いてから弓を引くというのより、円運動の一環という意識。
止めてから引くという直角の意識ではなくて、回す途中で一瞬止めてからまた回すといった感覚。
・軸を安定させる
音がぶれるときはとにかく軸を安定させる。重心、腰の位置、胸の張り方、身体のセンターライン、目線など。弾き始めに身体を沈めてそのまま沈んでしまいがち。


「調弦は音を合わせるだけでなく、気持ちも落ち着ける。焦ることはない。」


音は一過性のもの、多少ずれても残らない。でもリズムは前と今の比較、ずっと繋がっている。なのでずれると一番耳障りになる。

「リズムは刻むのでなく感じる。」
拍を刻んであわすのではなく、自分が弾いた前のリズムと同じリズムで次の小節を弾く。冷静になって前の小節の音を聞けばできるとのこと。

「絃を弓で押さえつけない」
「リズムは身体で取らない」
「弾く時は冷静さが必要」

理論派に見えて、結構精神論多いです。でもそれで音が変わるし、自分が納得できるだけの説明があるのが凄いところ。考えに揺らぎがまったくない。言葉で上手く説明はできない時もあるけど、伝えようとしていることはよく分かる。それだけ音の出し方について研究したのだろうな。何より、一音一音についてコメントしてくれて、しっかり見てくれる。シビアだけど上手くできた部分をしっかり拾って褒めてくれる。見てなかったりとか、他のことやっていたりといったことが一切ないので安心できる。


お世辞でいいよというのがなく、ダメな部分は本気で音が気持ち悪いと言ってくれる辛いけど、そのコメントが自分の指針になる。評価がぶれない。それが一番ありがたいところ。前回はダメだったのに今回OKとかいった揺らぎない。なので前回と全く同じことを言われるのだけど、言い方を変えたり、出来ている部分は大丈夫というし、出来てないことに対してなんでといったことが一切ない。

しっかり復習するとかなり為になりそう。ちとレッスン計画を見直してなんとか2本立てが両立できるようにしたいな。

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