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レッスン242 [Vn]

今日は14日ぶり。

いつも通り。その方がギクシャクしなくていいけど、メールだけでなく何か一言欲しかったというのが正直なところ。今日は久々の60分レッスン。数年ぶりです。

なんというか、内容が違いますな。すごくしっかり細かく見てくれる。最近何も言われないので出来るようになったと錯覚していたけど、そうではなかったことが良くわかった。

時間があるとこうも違うんだ。30分でもまれにすごく内容か濃いときあったけど、たまにだった。見てないのではないかと思うことが多いので、普段のレッスンは確認だけで十分と割り切っていたのに、やっぱりできる人なんですな。安心した部分もあるけど、それだけに日によって濃度が変わるのが非常に残念です。

30分だから時間が無いからというのは言い訳。60分の予定を30分に短縮したのではなく、最初っから30分と分かっているのだから、その時間内で必要なことをコンパクトにやって欲しい。時間が無いからといって議題を削るような会議は意味がないです。時間内に出来るように誘導したり、事前に準備をしていたら出来ないことは無いはず。商売だから、上のコースの方がサービスの質が良くなるのは当然という見方もありかもしれない。格安商品は客寄せパンダで、実際に使えるものはそんなに安くは無かった的なやり方はなんとなく納得できないです。




最初に開放絃でのボーイング。弓の向きが斜めになっているとの指摘。やっぱりと思って意識してやっても違うらしい。今まで右ひじが内側になることが多いのでなるべく外に広がるように変えていたら開きすぎとのこと。今まで狭くして斜めになるという指摘は多かったけど、開きすぎという指摘は初めてかもしれない。斜めにならないようにと意識するあまり、今度は反対側に傾いていた。

最近ボーイングのやり方修正中。弓の持ち方をまた変えました。その影響だろう。
でも今までと反対方向に傾いていたとは気づかなかった。こないだの動画だと肘が内側に入ることが多かったのに意識して弾くとやりすぎだった。加減が難しい。


ジーガ 4回目。
指摘が今までと全然違う。というか何で今まで言わなかったのと思うことばっかり。「弓を寝かさない、倒しすぎ、弓の使う場所を弓先の方へいってしまわないように」とのこと。意識はしているけど、速い曲になるとどうしてもダメな癖の方が強くなって意識しても修正できない。

そして細かい部分までしっかり。今まで何度も弓順間違えていた箇所があるのだけど、今日はすべて見逃しなく指摘された。どうしてもたまにスラーで弾いてしまうことが多くて、その直後で辻褄合わせていたよ。

・重音の弾き方
23小節目からの重音の部分。音が汚いのは指のポジションがキチンと出来てないからだと思っていたけど、それ以上に弓の弾き始めの位置が変だったらしい。前の音が終わった位置、真ん中あたりから重音を弾いていたけど、それでは弓が絃をしっかりつかまない。一番力が伝わりにくい場所なのでこういった場合は弓元からとのこと。
そういえば以前も言われたきがするけど忘れていた。こういったポイントは毎回言って欲しいです。前回までは弾けてないからスルーだったとはいえ、練習で弾きこむ前に毎回教えて欲しかった。忘れる自分が馬鹿なので仕方ないか。

今までは音程とか拍のタイミングの指摘ばっかりだった。でも今日は弾き方、特に弓の向き、角度といった部分を細かく指摘。先生としては言ったことができない生徒の方がおかしいのだろうな。馬鹿な自分には言われたことをすぐに身に付けられるほどの器用さは無いよ。レッスン中に「さっき言ったことが出来てない」と何度いわれたことか。
60分もあるとその分言われることも多い。自分の処理能力をオーバーしてしまい、途中から分からなくなる。だから30分にして、戻って復習して覚えるというスタイルにしていた。レッスン中に言われたこと全部反映なんて無理です。そんな器用なことできない。さて、次回までに言われたことを忘れず身に付けられるだろうか。


・リズムの取り方
20小節からの部分、ター タ ター タ ター。分かったような分からないような。
4分音符と8分音符なので、長さ的には2:1の関係。それなら分かる。気持ちが焦って4分音符が短くなる傾向が強いらしい。



あと残念だったこともある。
0721_1.jpg

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37小節目からの部分は最初の部分と全く同じフレースで繰り返しになっている。でもこの部分は楽譜ではスタッカートがないです。2回目なので変化をつけたのだと思ってずっとそのように弾いていたが、ここはスタッカートでしょうとの指摘が。
楽譜には書いてないというと、ミスプリだねということであっさり修正。意図的にスタッカートなくしていると思う量なのだけど、やっぱりそうなのか。確かに、同じフレーズで違うのは変だとは思っていた。

でも、指摘して初めて気づいた様子。ちょっと信じられないです。この曲をやるのは初めてでないし、他の生徒でもやっているといっていた。それだけに今まで気づかないというのが不思議です。先生側の準備ってその程度なの。生徒が弾く楽譜すら見てないの。だからこの業界は閉鎖的なんだな。

鈴木は基本的にCDで覚えるので、CDと楽譜が違っていることが多いよとのこと。確かにCDでは楽譜に書いてないスタッカートが多いし、先生もそんな感じで弾いていることがあって、たまに気になってはいた。
曲なんてのは解釈によってボーイングとか表現は全然かわるからとの説明。だけど、変だとしても教本として使うならこういう解釈だからと説明してその通りにやるものだと思う。いきなりここは違うからとか言われてもな。混乱する。分かっているなら譜読み前にここは違うからと説明して欲しい。自分が言うまで気づいてなかった的な態度がすごく不安です。


そして違うというのが分かっているのに今まで誰も直そうとしないこの業界の体質がもっと信じられない。そんなに気になるなら出版社に電話するといいよと先生がいうし。中の人が動こうとしないのが一番問題ある気がする。だからいつまでたっても閉鎖的で敷居が高いイメージが付きまとうのだと思う。

ちなみに次のドッペルでも同じフレーズなのに4巻と5巻で指番号が違う箇所がある。やっぱりこれもミスプリなのだろうか。

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