レッスン229

レッスン229

今日は7日ぶり。

ここしばらくずっとやる気がなかった。全然できない自分が悲しかった。何より、言っていることが分からないことほど悲しいものはない。今は毎日なんて練習してない。しばらく気力が抜けていた。一緒に弾いてもみんながドンドン上手くなっている。他人は気にしないつもりだったのに焦りがあった。

でもどうしたらいいかがわからなかった。
そのままという訳にもいかないので、とりあえず練習方法を少し見直した。
意識したことは、練習のときは極力手元を見ること。そして楽譜をしっかり見て、次の音とのポジションの関係、移絃がある場合もポジションの関係を意識し、確認する。楽器の向き、弓の角度といったのを途中途中で確認する。
曲を弾く意識よりもフレーズ優先。流れで弾くよりも気になったらすぐに音の確認。今更です。ようやく少し効果が出てきた気がする。

あと、こないだの花見で自分以外の人に可愛がってもらえたのが良かったのかな。外の空気吸わせたのがよかったのかな。気のせいかもしれないけど、音の抜けが良くなった気がする。

ヴィヴァルディ ト短調 3楽章 9回目。

今日は指摘が細かくて分かりやすかった。そこ低いよというのからこの音、3の指が低くなっているとピンポイント。そこから全体的にずれる傾向が強いとか。自分でも分からなかった。こういったのを見抜いてほしいというのがあるので非常にうれしいですな。全然わからなかった。

今日はファの音がふらついていた。ナチュラルとシャープで迷いがあってどっちつかずの音。自分でも分かったけど正しい音に自身がなくて終始迷ったままだった。暗譜できているようで出来てないです。

最後の3連続3連符の部分、リズムが分からなかった。というか今までのリズムがおかしいというのが今更なって分かった。"rit."がついているので多少遅くなっても何もいわなかったんだ。普通に弾くとこうだよ言われて、早くてまったく弾けず。そのスピードでは練習してなかったので出来ない。 相変わらず楽譜が読めてないです。


2の指がフラットで下がると、次の3の指も下がるとの指摘。
そうかもしれない。基本的に指が広がらない。なので、前の指を離して押さえていた。前の指の引っ張られて音がずれやすいと言われたのはすごく久しぶり。以前も言われた気がするけど、こまめに言われないと忘れてしまいます。
ほとんどの場合は、この音が低めになるのでそうならないようにだけだった。なので、その音を高めにするという意識だけ。でもそうなるプロセスが分かるとなんとなく出来そうな気になります。実際には練習が大変だけど、意識が変わるというのは大きいよ。

今までは低いと言われることが多かったので高めにする方法を考えた。それが前の指離して押さえるという方法だった。今まではその対策でなんとかなってましたからな。今思うとこの考え方が間違ってました。自分の場合こんなのばっかりです。


まだ全体的に音が低めな部分が多いとのこと。たまに違うかなとい音は分かったけど、全体的に低いという認識はさっぱり。未だにわからない。

でも「だいぶ良くなった」なんて予想外の言葉をもらった。すごく久しぶり。
散々駄目だしされるか、大体いいよというなんともいえないコメントばっかりでしたからな。ちょっとうれしい。
何より、弾き方とか癖まで見抜いて指摘してくれる。音程に関しては言われても分からない部分が多くて納得できないけど、何故ずれるのかという、そうなる原因みたいなものがが分かってきた。その意識って重要だよ。考えなくても身体で感じて対応できるなんてのは無理な年代。脳を鍛えないとできない。その為には、どうしてこうなるのか、どこが原因なのかの理解が必要。そこが多少なりとも見えてきたのはすごく大きい。

それに今はレッスンでも緊張することが大分減って、なんとか練習時と同程度のレベルでは弾けるようになってきた。そこが大きいかも。


長調の曲では高めにずれる傾向が強くて、短調では低めにずれる。何が原因なんですかと聞いてみたけど、残念ながら答えは出ず。なんでだろうねということで流されてしまった。今までそういう人っていなかったのかな。



とりあえず、今の練習方法はそんなに間違っていないというのが分かっただけでも大きな収穫。先生はチューナーに頼ってといっていたけど、それはなんとなく嫌だった。言われたこととは微妙に違うやり方だけど、納得したやり方で練習したいというのが自分のこだわり。そのための周り道なら納得できるよ。今さら高いところへは届かない。センスがないのも良く分かった。それでもやっぱり弾けるようになりたい。効率は悪いので他人と比べると悲しくなってくる。でもそこは吹っ切れた。マイペースで歩むよ。とりあえず2歩進んで5歩くらい下がらなければいいよ。