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【感想】ARIA(WAVE) [感想]

先週辺りからちまちま書いていたけど、今日はネタも無いのでCDの感想など。

もう夏も終わりということで、大分時期はずれな感じではあるけど夏コミの期待の一枚、WAVEさんのARIAの感想。ここ2週間ずっと聞いていたけど、自分には上手くまとめきれない。ので思いつくまま徒然と。

AIRをやったことがある人にとってはたまらないというか、アルバムを順に聞いていてストーリのイメージが浮かぶ。思い出すは照りつけるような夏。そして確かに心に残ったお話。今聞いても素晴らしい音楽。

http://wavesite.sakura.ne.jp/product/aria/aria.html

オリジナルの力が非常に強いということがあり、アレンジものでも外れが少ない方ではあるけど、これは大当たりな一枚。作り手が作品をしっかり理解し全体をばらして再構築したといった感じ。1枚で非常に綺麗にまとまっている。

自分的注目ポイントはやっぱり絃の音。そしてこの一枚で様々な表現があり、聴いて非常に興味深い。

Vnメインの曲では無いはずなのに、Tr2のとりのうたでは凄く自己主張している。前に出ようという攻めな感じ。ボーカルのイメージよりも残るのは弦の音。この編曲は見事です。

それ以外の曲では見事な響き。刺激的ではないけど、しっかり届く音色。入りと抜き、そして強弱、これが打ち込みとは違う生楽器の素晴らしさ。演奏のレベルが凄いというのもかなりあると思いますけど。

一番凄いと思ったのはTr13のARIA。基本は鳥の詩なのが、一番盛り上がるところのバックで響くは「G線上のアリア」という構成。鳥の詩とAirが自然な感じで調和しており見事としかいえない。誰もがイメージとしては思い浮かべるかもしれないけど、曲としてあわせるとは思わなかった。

決して力技というわけでなく、完全に融合している。G線上のアリアが持つイメージが綺麗に結びつく。アルバムのイメージになっているだけはあります。ラストに盛り上がって心地のよい終り方。聴いていて非常に気持ちがいい。聴き終わったあとも満足感。

AIRをやったことある人には非常にお薦め。全体の構成が見事で、聴いていて作品の世界に浸れ、いいものです。惜しむべきは夏の暑い日にもっと聴いておきたかったということか。

かつて感じた夏の日。それを思い出せせてくれた。そんな一枚。

今更駆け込みで感想なんか書いたもうひとつの理由は、9/18のライブでVn演奏されるのがこのCDと同じWeisswurstさん。前回のライブではトラブルで見せ場が台無しでだったこともあり残念でしたが、今回リベンジしてくれることでしょう。そういった意味でも非常に楽しみ。


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